ボートレース【競艇】モンキーターンとは?

モンキーターンとは競艇のコーナリングのテクニックの1つで、ボートの上で立ち上がり足を外側に置きながら状態をコーナーの内側に移動させることで重心をボートの内側に移動し、高速でコーナリングを行う方法のことです。モーターボートは基本的にエンジンによるスクリューの回転で水中を掻き前進する仕組みとなっていますが、方向を変える際にはハンドルでスクリューの向きを変え曲がる仕組みとなっています。しかしこの場合速度が高いと慣性の法則により急激に曲がることができずボートが大きく外側に膨らむことになります。これは速度が高いほど慣性が大きいために、これまではコーナーの手前で極力速度を落としハンドルを切ると言う方法が一般的でした。しかし速度を競う競艇では減速をすることで大幅なタイムロスにつながり、速い速度でレースを行うことができません。そのためより速い速度で曲がるためには急激にボートの向きを変える必要があり、そのために生み出されたテクニックとなっています。

しかし理論的には重心を内側に移動させることで急激に向きを変えることができるとは言え、水中を滑るように進むボートにとって急激に向きを変える事はそのバランスを崩し転覆をすることにつながりかねません。そのため多くの先週は独自の方法でボート自身の安定を保ちながら急激に向きを変える方法を編み出しています。最近ではその代表的な方法にできるだけ足を外側に移動させ体がボートから大きく出ないようにしながら内側に状態を持ってくる方法が主流で、これによりボートが転覆しない範囲で極力内側に体重を移動させる方法が可能となっています。この方法を最も早く編み出したのが1993年に活躍した植木通彦選手で、同年の総理大臣杯ではこのモンキーターンを効果的に用いて最高タイムをたたき出し、優勝をすると言う成果を生み出しているのです。

モンキーターンの原理は基本的にはオートバイのハングオンと同じ法則が成り立っています。オートバイは基本的には後輪で路面をグリップして駆動し、前輪で舵を取り曲がる仕組みとなっていますが、多くの人は速度が高い状態で急激にハンドルを切ると慣性の法則で外側に転倒してしまうことになります。そのため、この場合には速度に合わせてオートバイを内側に倒し、重心を内側に向けることで慣性の力と曲がる方向に進もうとする力のバランスをとって走行しています。しかし速度が高くなるとそれだけオートバイ自身を倒さなければならない角度が大きくなり、オートバイの場合にはタイヤと路面の設置力が慣性力に勝てなくなるために外側に飛び出してしまうと言う問題が発生するのです。これを避けるためにレースを行うプロライダーたちはオートバイを立ててタイヤと路面のグリップを維持させたまま、体だけをさらに内側に入れることで重心を内側に移動させ、高速でコーナーを曲がるテクニックを多用します。

これを専門用語でハングオン、すなわちぶら下がりのコーナリング方法と言いますが、またの名をモンキー乗りとも言い、これがモンキーターンの語源とも言われているのです。ただしモンキー乗りを行う場合であっても、重心の位置が高かったり、必要以上に体を内側に入れてしまうとバランスを崩してしまい転倒をしたり外側に膨らんでしまうと言うデメリットがあり、速度と重心移動のバランスが非常に重要なテクニックとなります。

同様に競艇のモンキーターンでも重心の移動の位置と速度とのバランスが非常に重要で、競艇の場合には特にオートバイと異なり船体が比較的大きいため、体重移動をする範囲も大きくなることからそのバランスの取り方が非常に難しくなる問題があるのです。

モンキーターンは高速でコーナリングをするために非常に重要な技術ですが、総合タイムを速くするためにはさらにコーナリングを終えた後の立ち上がりの速度をいかに速くするかと言う点も重要な要素となります。これもオートバイと同様に、立ち上がりの時点で素早くバランスを立て直し一気にアクセルを開けることが非常に重要となるのです。オートバイの場合にはコーナリングを終了しハンドルをまっすぐにした時点で一気にアクセルを開けながら立ち上がることが可能ですが、ボートの場合にはスクリューで水を掻く仕組みとなっているため、一気にアクセルを開けても急激な加速をすることができない構造となっています。そのため競艇の選手は、できるだけスクリューで水を掻く力を大きくするために、立ち上がりでは重心をボートの後ろ側に移動し、ボートの前側の船体を浮かすような形で水の抵抗を減らして早く立ち上がりテクニックを用いることが少なくありません。

さらにコーナリング中のアクセルのコントロールも非常に重要です。オートバイほどではありませんがボートでもコーナリング中にアクセルを緩めるとボートが内側を向く性質があり、急激に内側を向けすぎると転覆などの恐れがあるため、コーナリング中も体重移動をさせながらアクセルとハンドルでそのバランスをとり続けなければいけない高度なテクニックとなっています。

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